【展望】4連覇&春夏連続出場を目指す愛工大名電が軸、中京大中京はタレント揃い/愛知
<高校野球愛知大会:組み合わせ抽選会>◇15日◇刈谷市総合文化センター 第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)愛知大会の5回戦までの組み合わせ抽選会が15日に行われた。 【一覧】愛知大会・組み合わせ 6月29日に開幕し、7月28日の決勝を予定している。181校173チームによる甲子園切符を懸けた熱戦が繰り広げられる。 今大会V候補は、春夏連続出場と4連覇を狙うノーシードの愛工大名電が軸になる。最速144キロ右腕の大泉塁翔(るいが)投手(3年)や、U18日本代表候補にも選出された石見颯真内野手(3年)がいる。同じブロックには、“私学4強”の享栄がおり5回戦にぶつかる可能性もある。 また、春の東海王者であるシード校・中京大中京はタレントぞろい。経験豊富な左腕の中井遥次郎投手(3年)に最速149キロ右腕の宮内渉吾投手(2年)ら好投手を擁し、春は県で打率4割超の山田頼旺(らいおう)外野手らで4連覇を阻止したい。2回戦では、大府東と19年夏に初出場した誉の勝者と激突する。 夏は17回出場経験のある東邦、中日OB岩瀬仁紀氏の母校・西尾東もシード校。今春のセンバツで大会1号アーチを放ったモイセエフ・ニキータ外野手(3年)擁する豊川も同校初となる夏の聖地を目指す。