架空請求、2207万円被害 石岡の女性 ラインに「10億円当選」メッセージ 茨城県警
茨城県警は25日、同県石岡市、無職、女性(77)が架空請求で電子マネー利用権2207万4000円分をだまし取られたと発表した。県警はニセ電話詐欺事件として調べている。 県警組織犯罪対策1課によると、7月10日ごろ、女性の携帯電話のLINE(ライン)に「10億円当選おめでとうございます」などとメッセージが届いた。ラインのリンク先には「10億円の受け取り条件は簡単なアンケートと喜びの声だけ」などと書かれていた。 その後、キャンペーン案内窓口を名乗る者からラインで「受け取るためには電子マネーポイントを購入して」などと言われ、8月31日までに計368回にわたってコンビニなどで電子マネーカードを購入して利用権番号を伝え、だまし取られた。
茨城新聞社