崎山つばさの“取扱説明書”!?カレー味だけを集めた料理本「つばさ食堂」をリリース
一番の失敗はカレー+イチゴ、二度と作りません(苦笑)
――そもそも料理を始めたきっかけは何だったのでしょうか? 実家にいるころから母の手伝いはちょこちょこしていましたが、一人暮らしを始めてからは料理を作ってくれる人がいるわけではないので、「じゃあ、自分でやらないと」となり、まずは、冷蔵庫にあるもので作ることが最初の目標になりました。 その後、「今日はカレーを作ろう、肉じゃがを作ろう」と決めてからスーパーへ行き、材料を買ってとやっていましたが、徐々にじゃがいもが余っているからこれを使って何ができるだろうと考えて、などと繰り返しているうちにどんどん料理が楽しくなっていきました。 ――今だから明かせる料理の失敗談を聞かせてください。 カップ焼きそばにお湯を入れる前にソースを入れちゃったり、ハンバーグを作るのに牛乳を買い忘れちゃったり、ちょこちょこミスはしています。一番の失敗はカレーにイチゴを入れてしまったことですね。好きなものと好きなものを混ぜたら美味しくなるんじゃないかと思ってやりましたが、見事な失敗でした(苦笑)。あれは二度とやりません。 ――カレーにハマったきっかけは何だったんですか? 子どものころにスポーツをやっていて、土日は試合があったので、毎週金曜日の食事はカレーということが多かったんです。 「カレーを食べると翌日の試合で活躍できる」というようなゲン担ぎで始めたことでしたが、母から「夕飯は何がいい?」って聞かれて、毎回「カレー」と答えるぐらい、好きだったので、カレーが続いても僕にとってはまったく苦じゃなかった。 気がついたら日常的にカレーを食べることが当たり前になっていて、それがカレー好きに高じた所以ですね。
次なる目標はキッチンカー、本気で考えています!
――今、一番の得意料理は? 汁ものかな。材料は普通にスーパーで買えるものですが、味噌と出汁にこだわって作る味噌汁にハマっています。味噌は麹のものを使っていて、味が柔らかいといいますか、ちょっと薄味。腸活にもなりますし、気分に合わせて赤味噌を使ったり、地方へ行ったときに買った味噌を使ったりしています。 ――崎山家の冷蔵庫に必ず入っているものは? 免疫力アップのためのヨーグルト飲料と納豆です。「腸が健康を制する」と言われるように、意識して腸活を行っているので、その二つは欠かせません。 ――崎山さんにとって一番の“ごはんの友”は何ですか? これも納豆ですね。タイプは大粒のもので、日によってネギを入れてみたり、うま味調味料を足してみたり、卵かけごはんにのせてみたり、いろいろな食べ方で楽しんでいます。 ――次なる目標を聞かせてください。 キッチンカーで営業したいです。普通にカレーライスでもいいですし、カレーパンとか。そうするためには食品衛生責任者の資格を取らないといけないのですが、本当にチャレンジできるのなら取ります。それぐらい本気です。 ――「つばさ食堂」をどんな方に、どんなふうに活用してほしいですか? それはもう全人類(笑)。老若男女問わず、料理をしたことのない人でも、得意な人でも多くの方に見ていただいて、いろいろな方に伝えてほしい。今回、発売にあたって「親子3代で受け継いでほしい」という願望があるので、親から子へ、子から孫へ、「崎山つばさの“つばさ食堂”」がご家族の笑顔につながったら、僕も嬉しいです。