パプアニューギニア地滑り、2000人以上が生き埋めの可能性
Renju Jose Lewis Jackson [シドニー 27日 ロイター] - パプアニューギニア政府は27日、国連に書簡を送り、先週先生した大規模な土砂崩れで2000人以上が生き埋めになっている可能性があることを明らかにした。 書簡は26日付。国際移住機関(IOM)は26日、死者が670人を超えるとの推計を示している。 土砂崩れの発生から72時間以上が経過したが、住民たちは生存者の救助に努めている。現場は遠隔地にあるため重機や救援物資の到着が遅れている。 中国外務省の毛寧報道官は定例記者会見で援助に関する質問に対し、パプアニューギニアのニーズを聞き災害支援と復興のための援助を提供すると述べた。 IOMパプア事務所のセルハン・アクトプラク代表は、救助チームが現場に到着できたとしても、雨や不安定な地盤、流水により住民や救助隊ががれきを撤去するのは非常に危険だと指摘。 250戸以上の住宅が放棄され、1250人以上が避難を余儀なくされていると語った。