松山英樹の世界選抜は26年ぶり勝利なるか 米国選抜が9連勝中
◇米国選抜VS世界選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 事前情報◇ロイヤルモントリオールGC(カナダ)◇7279yd(パー70) 【画像】初優勝!安田祐香のクラブセッティング 2年に一度の米国選抜と世界選抜(欧州を除く)の対抗戦が26日(木)に開幕する。過去14回の通算成績は米国選抜が12勝1分け1敗と圧倒的な勝率を誇る。今年は1998年大会以来の2勝目が欲しい世界選抜がホストとなり、9連勝中の米国選抜に挑む。 舞台となるのはカナダ・ケベック州のロイヤルモントリオールGC。1959年開業の北米最古のクラブが、ジャック・ニクラス率いる米国選抜が制した2007年以来のホームコースになる。 大会は4日間、計30試合のマッチプレーで行われる。初日にフォアボール(各選手が個人のボールを打ち、1ホールごとにペアで良い方のスコアを採用する)のダブルス5マッチ。2日目はフォアサム(1つのボールを交互に打ち合い、1ホールごとのスコアを競う)のダブルス5マッチで競う。 3日目は午前と午後に4マッチずつ計8マッチを行い、最終日は全選手が出場する12マッチ。勝ち1pt、引き分け0.5ptで先に15.5ptに到達したチームの勝利となる。
10連勝を狙う米国選抜のキャプテンは、米ツアー17勝のジム・フューリック。世界ランク1位で年間王者のスコッティ・シェフラー、ランク2位のザンダー・シャウフェレ、ランク4位のコリン・モリカワらトップ選手が並ぶ。 世界選抜を率いるのは地元カナダ出身のマイク・ウィア。世界ランク7位でチーム最上位の松山英樹は6大会連続の出場。20歳で出場した22年大会3日目に2勝の活躍を見せたトム・キム(韓国)や、米ツアー14勝のアダム・スコット(オーストラリア)、松山に次ぐチーム2位の世界ランク21位のイム・ソンジェ(韓国)らは世界選抜に26年ぶりの勝利をもたらせるか。また、丸山茂樹が11年ぶりに副キャプテンとして帯同する。 <米国選抜 主将ジム・フューリック> キーガン・ブラッドリー、サム・バーンズ、パトリック・カントレー、ウィンダム・クラーク、トニー・フィナウ、ブライアン・ハーマン、ラッセル・ヘンリー、マックス・ホマ、コリン・モリカワ、ザンダー・シャウフェレ、スコッティ・シェフラー、サヒス・ティーガラ <世界選抜 主将マイク・ウィア> 松山英樹(日本)、イム・ソンジェ(韓国)、アダム・スコット(オーストラリア)、トム・キム(韓国)、ジェイソン・デイ(オーストラリア)、アン・ビョンフン(韓国)クリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)コーリー・コナーズ(カナダ)、マッケンジー・ヒューズ(カナダ)、キム・シウー(韓国)ミンウ・リー(オーストラリア)、テイラー・ペンドリス(カナダ)