大阪府「パチンコ店」6店の施設名を公表
スーパー『3密』対策も発表
また、スーパーマーケットが「3密(密集、密室、密接)」状態になるのを防ぐための対策も発表した。 吉村知事は、日用品や食料品といった生活に必要な品が売られているため、営業の継続をお願いしている店舗だが、多くの人が集まるということで府民のみなさんから声をいただいているところです。そこで、スーパー事業者や府民のお願いを発表させていただく」と話した。
スーパー事業者に対する要請
発表した項目は次の通り ◇事業者に対する要請 ・妊婦・高齢者・障がい者・ヘルプマークを付けた方が優先的に入店できる時間帯(1時間程度)の設定 ・レジの行列で並ぶ位置の指定 ・曜日・時間帯による特売やポイントアップのできる限りのとりやめ ・利用客同士の距離が2メートル程度を保てないなど、混雑時の入場制限を実施
スーパー利用の際、府民に対する要請
◇府民に対する要請 ・家族連れを避け、必要最小限程度の人数で買い物に行くこと ・入店の際は、マスクの着用など咳エチケットに留意すること
保護者が陽性時の児童相談所の対応
会見で吉村知事は、保護者が新型コロナウイルスに感染した場合の保護などについても説明した。 吉村知事は例として、小さな子どもがいて保護者が陽性となり、身近に身寄りや親族がいない場合の受け皿づくりとして、児童相談所による一時保護で対応することを発表した。 その場合、子どもが濃厚接触者の可能性もあるため、保護する場所は児童相談所の一時保護所ではなく、職員が府内のホテルなどの宿泊施設で小さな子どもをみるという対応になるという。 これは児童相談所の設置者である大阪府、大阪市、堺市、ですすめていくとした。
「5月6日まではできるだけ自宅ですごして」
最後に、大型連休中の府民へのお願いとして、ゴールデンウイーク期間など5月6日までの間は「できるだけ自宅ですごしていただきたいと思います」と訴えた。また、レジャーなど府県を越えた移動についても控えるよう呼びかけた。 公園など屋外であっても人が多く集まる場所は感染のリスクがあり「公園の散歩などにおいても少人数で混雑を避けて頂きたいと思います。多くの人が集まって飲食をするなどは感染のリスクもあり、公衆トイレなども感染が広がる可能性もあるため混雑をさけていただきたい」と話していた。