奈緒「本当にたくさんの配慮が」 “平安時代”に没入できた撮影環境に感謝
日テレNEWS NNN
俳優の奈緒さん(29)が19日、出演する映画『陰陽師0』(4月19日公開)キックオフイベント in 京都(仁和寺)に、主演の山﨑賢人さん(29)らと登場。奈緒さんが、芝居に没入できたという撮影環境に感謝しました。 【画像】安倍晴明を演じる山﨑賢人さん 原作となる夢枕獏さんの小説『陰陽師』は、平安時代に実在した“最強の呪術師”安倍晴明(あべのせいめい)の活躍を描いたベストセラーシリーズ。映画は陰陽師になる前の、若き日の晴明が描かれ、奈緒さんは、物語の発端となる事件に巻き込まれる皇族の徽子(よしこ)女王を演じています。
岩手・奥州市で、撮影に臨んだという奈緒さんは「夜のシーンが多かったんですよ。なので、現場に入ると本当に真っ暗で、東京の撮影で感じることのない暗闇の中で撮影をしていたので、スタッフさんの顔も見えないぐらい暗闇の中だった。やはり、あの場所だったからこそ、すごく没入感のある中で撮影させていただいたと思う」と、振り返りました。 また、目には見えない演出もあったそうで、「衣装も動きやすいとはいえない、平安の独特の美しい衣装をまとっての撮影だったので、どうやって建物の中で動いて暮らしていくのかとか、お香も実際にたいていただいて香りの中で撮影ができたりとか、本当にたくさんの配慮があっての撮影だったので、全部それが映像に閉じ込められているんじゃないかと思います」と、“平安時代”を五感で感じられた撮影環境に感謝しました。