【アニメタイトル文字数選手権】なろう系/異世界ファンタジーが長そうと思い数えてみた
「最近ロボットアニメが減っている」「女性声優の少年ボイスが最近少ない」といった耳心地のいい話が本当なのかどうか調べるのが大好きな筆者。今回は、SNSで見かけた「最近のアニメのタイトルは長い」という説について調べてみました。 【写真】アニメタイトル文字数選手権トップ10表
45文字を超えたタイトルはこの2年間にあったのか
みなさんはアニメの長いタイトルと言えば何が思い浮かびますか? 「ラノベとかなろう系(小説投稿サイト「小説家になろう」発の作品)に多いんでしょ?」と浮かんだ方は、過去最長の作品を見る限り大正解。筆者のフォローしているかたに先行研究している人がおり、その1位は「なろう」発のライトノベルをタイトルそのままにアニメ化した『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』(45文字)だったようです。 ただしこの調査は2021年秋クール時点のものであり、この2年間で同様のアニメは多数生まれています。なかには『真の仲間~』を超えるものがあったかも、確かに秋クールは長いタイトル多かった気もするし……そんな期待を込めて2022年以降の作品の文字数を調べてみました。 今回の調査に使用したのは、タイトルをExcelに入力したLEN関数。また調査対象は先行研究に従ってTVアニメにWebアニメを加えたシリーズもの(3話以上の続きもの、と定義します)に絞っています。この縛りさえなければ、2022年3月には『BanG Dream!ガールズバンドパーティ! 5th Anniversary Animation -CiRCLE THANKS PARTY!-』(72文字)という規格外の作品もあったのですが……というわけで2022年以降のトップ5を紹介します。もし、漏れなどがあればSNSなどでご教示ください!
5位:『聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-』(41文字)
5位は1999年に発売されたゲーム『聖剣伝説』シリーズの30周年を記念してアニメ化された2022年作品でした。そもそも原作ゲーム『聖剣伝説 Legend of Mana』の時点でやや長いですが、さらにサブタイトルまで付けて貫禄十分です。次は、シリーズでも最長っぽい『聖剣伝説DS CHILDREN of MANA』の(また唐突な)アニメ化に期待しましょう。 原稿執筆時点では未放送であり、また単発作品のため対象外ですが、大晦日に放送された『Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない ~大忘年お楽しみ会2023~』も41文字でした。