<挑む・センバツ2023東邦>練習試合、猛打で快勝 「もっと声かけ合って」 守備で課題も /愛知
高校野球の対外試合が解禁された4日、センバツに出場する東邦は木本(三重)と練習試合を2試合実施。いずれも猛打で快勝する一方、本番に向けて守備の課題も見えた。 第1試合は一回の守備で失策や暴投が続き、先制を許した。だがその裏、上田耕晟(2年)の三塁打や荒島健太(2年)の二塁打などで2点を返し逆転した。 五回には2死二、三塁の場面で打席に入った荒島が3点本塁打を放つと、この回で一挙に6点を挙げた。荒島は「ストレートが来ると一応は狙っていたが抜けるくらいかと思っていた。チャンスで打つことができてよかった」と笑顔を見せた。 試合後、主将の石川瑛貴(2年)は「守備に課題がある。もっと声をかけ合っていかないと」と反省の弁。山田祐輔監督は「3月はミスをしても積極的にやろうとみんなで話していたが、今日はそれができていなかった。試合で迷いをいかに少なくできるかが大事だ」と話していた。【森田采花】