小規模の事業者が自社イチオシの商品やサービスをPRする報道機関向けの合同発表会が、11月7日、千葉市で開かれました。 　小規模事業者は、すぐれた商品やサービスがあっても商品を宣伝するためのノウハウ不足や、広告費用などの問題で販路の拡大に至らないことが課題となっています。 　この発表会は、こうした課題を持つ事業者を支援しようと、千葉商工会議所が開いたもので、7日は千葉市内11の団体が参加しました。 　参加団体は落花生の殻で作った紙やカスタマーハラスメントを通報録音するシステムなど、それぞれのイチオシ商品やサービスを熱心にプレゼンしました。 　このうち、捨ててしまう野菜を使ったシュークリームについて発表したサークルウィンの清水梢さんは、「報道機関向けに発表するのは初めてで緊張したが、しっかりとアピールできてほっとしている。春に向けて新商品を開発するので、このノウハウを生かしたい」と話していました。