菅野智之、あの右腕と3つの共通点…「19番」「FA権」「オリオールズ」先輩に続きメジャーでも輝く
巨人から海外FA権を行使していた菅野智之投手が16日(日本時間17日)、米大リーグのオリオールズと合意、入団が決まった。 ◆ようこそ菅野智之…オリオールズ公式が歓迎ポスト【写真】 巨人のエースだった男がFA権を行使してオリオールズ入りは、過去には上原浩治投手がいた。長年巨人のエースとして活躍した上原さんは、プロ入り前からメジャー志向も強かった。ポスティングシステムでのメジャー移籍を何度も訴えたものの実らなかったが、2008年にFA権を取得し、同年オフにFA宣言。09年にオリオールズと契約した。 上原さんと菅野は、長年巨人のエースを務めたことが共通しているが、上原さんがプロ入りしてからFA移籍するまで背負ったのは「19番」。菅野も13年のプロ入りから18年までの6年間、19番をつけていた。巨人のエースで19番をつけた男がFA権を行使してオリオールズ入り。くしくもこの3つが重なった。 菅野は10月にメジャー挑戦を表明した後、チームの後輩たちに「アメリカで学ぶこともたくさんあると思う。それをいつか、巨人にも還元できたら」と語っていたという。自身の夢をかなえるのはもちろんのこと、そんな思いも胸に、海を渡る。
中日スポーツ