【RIZIN】萩原京平が一本負けで3連敗、パニック障害克服の25歳・高木凌がリアネイキドチョーク極めて2連勝
2024年9月29日(日)『RIZIN.48』がさいたまスーパーアリーナで開催された。 【写真】強打が武器ながら寝技の技術の高さも見せた高木。萩原の背中に乗ってすかさず4の字を組んだ 萩原は、2023年4月にカイル・アグォンを破り3連敗から脱出したものの、9月に元フェザー級王者の牛久絢太郎に判定負け。再起を懸けて臨んだ2024年3月の武田光司戦でも判定で敗れ再び連敗中。戦績は7勝9敗。現在は東京・練馬のTRIBE TOKYO MMAに拠点を移し、フリーとなった武田光司とも練習をともにしている。 千葉県出身・パラエストラ八王子所属の24歳の高木は、PANCRSEフェザー級1位。プロMMAデビューから得意の右ストレートで3試合をフィニッシュする怒涛の4連勝も、2022年12月の新居すぐる戦でアームロックを極められ初黒星。その後、遠藤来生、中田大貴を相手にTKO勝ちで再起も、2023年10月にビクター・コレスニックに判定負け。2024年4月、RIZIN2戦目で西谷大成を初回TKOした。戦績は7勝2敗。 ▼第4試合 RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R ×萩原京平(SMOKER GYM)65.90kg [1R 2分39秒 リアネイキドチョーク] 〇高木 凌(パラエストラ八王子)66.0kg 1R、右ローを突く高木に、萩原は右フック。高木は右ストレートを振ってシングルレッグテイクダウン。ボディロックから左手首をコントロールしてから右のパウンド! そのスペースで立ち上がろうとした萩原に一気に両足をかけて4の字ロックで背中に乗った高木は右腕から、左腕に変えて喉元に差し込みリアネイキドチョーク! 背負ったままいったん後ろ手を剥がそうとした萩原だが、組まれてタップした RIZIN連勝をマークした高木は、「萩原選手のおかげで盛り上がりました。ありがとう。自分は1カ月前にパニック障害になって、館長が千葉まで来て、みんなが優しくしてくれたらこの場に立つことが出来ました。もっと強くなって戻ってきます」と語り、塩田GOZO歩館長を肩車して、記念撮影に収まった。
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