市立保育所の給食のみそ汁に混入していたプラスチック片

　鳥栖市は21日、市立保育所小鳩園で給食のみそ汁にプラスチック片とみられる異物が混入していたと発表した。発見後、園児にみそ汁の提供を中止し、体調不良を訴える園児は現時点ではおらず、健康被害の報告はない。 　市こども育成課によると、みそ汁を食べようとした年長児が黒い異物に気付き、保育士に伝えた。異物は長さ約2センチ、幅約1センチ、厚さ約0・5ミリ。 　給食は園内で調理しており、みそ汁の具材用にサツマイモをゆでた際、両手鍋の劣化した取っ手が割れて破損。大きなかけらは調理員が回収していたが、一部が混入したとみられる。 　市こども育成課は「調理器具の管理と、異物混入の恐れがある食材は使わないことを徹底し、再発防止を図りたい」としている。（樋渡光憲）