ますだおかだ増田は「キャラ設定でしょ？」

「西川のりお・上方よしお」西川のりお（右）【写真：(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】

　漫才コンビ、西川のりお・上方よしおの西川のりおが11日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』（木曜正午）に出演。3月末で解散したお笑いコンビ・尼神インターについて、不仲が理由との見方を示した。 【写真】「クールビューティ」「やはり変わらず美人」　尼神インター・渚の14年前の貴重ショット 　パーソナリティーを務めるますだおかだ・増田英彦から「最近、やめていく芸人も多いじゃないですか」と振られたのりおは、「尼神インターはやめんのわかっとったよ」と即反応。「めっちゃめちゃ仲悪かった」といきなり暴露をはじめ、増田は「仲悪いのもアングルでしょう？　キャラ設定でしょ？」とフォローを入れようとしたが、お構いなしだった。 　のりおは「そんなことない」というと、「この目で見てるし、この体で体験してるのがね」と言うと、「福岡に劇場あるんですよ。福岡の劇場で社員が困っててね。どういうことかというと、タクシー1台呼んで、博多駅まで行くいうのに、どっちかが『一緒にタクシー乗んの嫌や。私、1人は高速バス乗るわ。一緒にタクシー乗りとうない』。行きはどないして来てんいうたらバラバラに来たらしいわ」と明かした。 　 　さらに、「去年の年末に岐阜と三重で2か所、営業があったんですよ。楽屋に誠子が入ってるんですよ。ほんなら渚は絶対、楽屋に入ってけえへんのよ。外にずっといて。誠子は美に対して興味出てるからね、あいつ鏡ばっかり見とんのよ。自分を『美しい、美しい』思ってんねやろうね」と別のエピソードを出すと、「仲悪いどころか、漫才見せてもろたら、息がバラバラってなもん違うて、漫才の体（てい）なしてないのよ。交代交代、代わる代わるしゃべってるだけなんよ」と舞台に支障をきたしていたとした。そして、「あれが12月でしょ。『舞台出てる？』いうたら『出てません』っていうわけ。ルミネ（theよしもと）も出てないし、もちろんNGKも出てないし、祇園花月も出てないわけ。むしろ（解散）発表がね、2月でも1月でも良かったわけ。ただ3月に発表しただけでね」と見方を示すと、「これ、恐ろしいほど仲悪かった」と自身の見解を示した。 　増田が「そういう（仲悪い）コンビってたくさんいてると思うんですけど」と言うと、「ジャリズム？」と解散したコンビの名前を挙げたのりお。総体的なこととして、「やめるいうことは仲が悪いのよ。結局は。みんなきれいごとでね『各々で考え方が違ってね、各々の道で頑張りましょう』っていうのはきれいごとよ。ホンマに仲良かったらやめますか。『私ら仲がいいんです』って離婚しますか。（たまにあるのは）あれは建前ですよ。『友達としては会います』いうのは、きれいごとでは言いますがね。実際に仲が悪かったらやめます、これが究極の答えです。僕もいま漫才、現役で組んでるコンビですが、究極仲悪かったらやっぱやめます。やめるときのあれ、言い訳できれいごとでウソやと思います」と断言。 　増田が、岩橋良昌の吉本興業からの契約解除で解散となったプラス・マイナスを「仲悪いから解散じゃないでしょ？」と質問すると、「なかなか厳しいとこ飛んできたね」と苦笑い。のりおは、かわいがっていた岩橋が契約解除された理由に挙げられた一連の投稿に理解を示した上で「これだったらケンカ別れした方がきれいですよ」と不仲が解散理由ではないとした。