愛知商業高校の学生と共同開発した限定商品「ゴールドラッシュマウンテン」

　愛知県内に17店舗を展開する喫茶チェーン「カフェヨシノ」が、ジェイアール名古屋タカシマヤ（名古屋市中村区名駅1）で5月15日に始まった催事「珈琲（コーヒー）を愉（たの）しむ」に初出店した。（名駅経済新聞） 【写真】愛知商業高校「ユネスコクラブ」のメンバー（写真提供＝カフェヨシノ） 　カフェヨシノは愛知発祥の喫茶チェーン店。催事限定商品として愛知商業高校（東区徳川1）で社会貢献活動に取り組む「ユネスコクラブ」の学生と共同開発したオリジナルスイーツ「ゴールドラッシュマウンテン」を販売する。 　「ゴールドラッシュマウンテン」はカフェヨシノの人気メニューであるシフォンケーキに同校の屋上で養蜂して採蜜した「徳川はちみつ」とホイップクリームをかけ、金箔（きんぱく）で仕上げた。メニュー開発に当たっては生徒が20以上のアイデアを提案し、「名古屋らしさ」を表現したメニューが採用された。 　カフェヨシノ広報担当の犬飼奈津子さんは「学生の皆さんとは年間を通じた授業の企画がきっかけでコラボレーションが実現した。学生主体でたくさんの個性的なアイデアを出して試作に取り組み、名古屋らしさや百貨店の購買層を踏まえて商品開発を行った」と話す。カフェヨシノとしては、地域密着の喫茶チェーンとして今後も地域とのつながりを増やしていきたいという。 　催事期間中にはドリンクにさまざまなメニューが付くカフェヨシノの名物「0円サービス」も行う。時間帯によって異なり、10時～11時＝モーニング（トーストとゆで卵）、11時～14時＝ランチ（生こっぺサンド）、14時～17時＝アフタヌーン（シフォンケーキ）、17時～20時＝ファイナル（ぜんざい）となっている。ほかに催事限定のタカシマヤブレンドなども販売する。 　営業時間は10時～20時（最終日は17時まで）。今月20日まで。