「涙が止まらん」小野伸二現役ラストマッチは前半22分で途中交代 両軍3万1143人のサポーターが熱狂
◇サッカーJ1 第34節 浦和レッズ2-0北海道コンサドーレ札幌(3日、札幌ドーム) 【画像】 “黄金世代”小野伸二と稲本潤一 サッカーJ1北海道コンサドーレ札幌の小野伸二選手が、現役ラストマッチとなる古巣浦和レッズ戦に先発出場。前半22分に途中交代しました。 J1の試合では、清水エスパルス時代の2012年7月28日以来となる、11シーズンぶりの先発出場。 試合前には、チームメイトのほか、古巣の浦和でかつて自身がつけた背番号『8』を受け継ぐ、小泉佳穂選手と抱き合って健闘を誓いあうシーンもありました。 先頭で入場した小野選手は、大歓声で迎えられ、その右足でラストマッチをキックオフ。 前半4分には、後方からのパスに小野選手の代名詞、左足のダイレクトスルーパスを繰り出して、会場を沸かせます。 さらに前半18分には、小野選手がフリーキックできれいな曲線を描く場面もあり、ゴールを揺らすことはありませんでしたが、ワンプレーごとに大きな歓声が湧き起こりました。 そして前半22分、交代を告げられると、両軍の選手が花道をつくります。詰めかけた両軍3万1143人のサポーターからも盛大な拍手が送られ、小野選手はピッチとスタンドに両手をあげて拍手をし、何度も頭を下げました。 X(旧Twitter)では「小野伸二」がトレンド入り。「涙が止まらん」「天才小野伸二ありがとう」「最後までめちゃくちゃカッコ良かった」「ふさわしい引退試合」「長い間、本当にお疲れ様でした」などのコメントであふれています。