【バレー】男子日本代表 VNL予選ラウンド第3週の初戦でカナダにフルセット負け
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024 男子予選ラウンド第3週が開幕。日本(FIVBランキング3位)は6月18日(火)にマニラ(フィリピン)でカナダ(同12位)と対戦し、2-3で敗れた。通算成績は6勝3敗。 【男子日本代表(カナダ戦)その他の写真】 立ち上がりからリズムをつかめない日本は途中、宮浦健人と深津旭弘の2枚替えを試みるが、カナダに大きくリードを広げられる。しかし西田有志のサーブがさえて14-23から追い上げ、第1セットは落としたものの21-25まで迫る粘りを見せた。 カナダを捕らえたのは第2セット中盤。石川祐希主将の連続バックアタック、髙橋藍の連続サービスエースなどが飛び出してセットを奪い返した。 第3セットは再び突き放されて失い、第4セットも3-7と嫌な展開だったが、じわじわと点差を詰めると石川主将の連続サービスエースで11-10と逆転。関田誠大のサービスエースも決まって逃げきり、勝負はフルセットにもつれ込んだ。 日本はディフェンスから粘り強く攻撃につなげるが、カナダのブロックに連続で止められ勝負あり。第5セットを失い、第3週の初戦を飾ることはできなかった。 VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各地で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定。今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあるが、日本の男子は昨年のFIVBパリ五輪予選/ワールドカップ2023ですでに出場権を獲得している。 ■ネーションズリーグ2024男子予選ラウンド 第3週マニラ大会 日本(FIVBランキング3位) 2-3 カナダ(同12位) (21-25、25-20、15-25、25-20、10-15) ■日本の第1セットスターティングメンバー 山内、西田、髙橋藍、小野寺、関田、石川、リベロ山本 ■日本のトップスコアラー 西田 19得点(アタック17得点、サーブ2得点) 石川 19得点(アタック16得点、ブロック1得点、サーブ2得点) 髙橋藍 13得点(アタック9得点、ブロック2得点、サーブ2得点) ■日本の次戦(予選ラウンド第3週フィリピン大会第2戦) 6月21日(金)現地19:00(日本時間20:00) 対戦相手:オランダ(FIVBランキング13位) ■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間) BS-TBS 6月21日(金)19:30~ U-NEXT 6月21日(金)ライブ配信予定 ※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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