ハーランドがプレミアで7度目のハットトリックを達成 最多記録はアグエロの12回、現役選手はケインの8回がトップ
驚異的なペースで得点を重ねている
プレミアリーグ第2節、マンチェスター・シティはホームで昇格組のイプスウィッチと対戦した。獲得が発表されたばかりのイルカイ・ギュンドアンはすでにメンバー入りしており、ベンチから出番を待つ。 そんな王者の出鼻をイプスウィッチがくじく。オマリ・ハッチンソンから始まったカウンターを、昨季チャンピオンシップ得点王の新加入サミー・スモディクスが完結させ、シティ相手にリードを奪う。 しかし、喜びも束の間、サビーニョがPKを獲得し、アーリング・ハーランドが同点弾をゲット。その2分後にケビン・デ・ブライネが、さらに2分後に再びハーランドが得点を挙げ、一気にシティが主導権を取り戻す展開に。終盤にはノルウェー代表FWがボックス外から素晴らしいミドルシュートを沈め、ギュンドアンの再デビューもあり、4-1でシティが盤石の勝利を挙げた。 ハーランドはこれで今季初のハットトリックを達成し、シティ加入後10回目のハットトリックとなった。内訳は加入初年度の22-23シーズンに6回、昨季に3回、そしてイプスウィッチ戦での1回だ。 プレミアリーグだけに絞ると、ここまで6回のハットトリックを達成しており、今回で7回目となった。 英『GIVEMESPORT』によると、プレミアリーグで最もハットトリックを達成したのはセルヒオ・アグエロの12回で、アラン・シアラー(11回)、ロビー・ファウラー(9回)が続く。現役での最多はハリー・ケインの8回で、ハーランドはあと1回のハットトリックで元スパーズのストライカーに並ぶことになる。 ハイペースで得点を重ね、今季も得点王の最有力候補となっているハーランド。オフシーズンにはEURO2024がなかったこともあってコンディション面の心配もなく、次節ウェストハム戦でもチームを勝利に導くゴールを奪ってくれるはずだ。
構成/ザ・ワールド編集部