堅調見込みの日本株市場、新NISAに最適な3銘柄を狙い撃ち
波乱の幕開けとなった2024年だが、株式相場は想定外に堅調な推移となっている(写真:ブルームバーグ)
1月5日の東京株式市場は外国為替市場での円安ドル高進行を好感して、半導体などのハイテク株や、自動車などの輸出関連銘柄の買い戻しが優勢となった。ただ、後場に入ると日本時間の今晩発表されるアメリカの12月雇用統計を前に買いが手控えられ、上昇幅が縮小。日経平均株価の終値は前日比89円高の3万3377円と、4営業日ぶりに反発した。 3連休明けとなる来週(9~12日)は、比較的底堅い推移となりそうだ。現地時間の11日に発表となるアメリカの12月消費者物価指数(CPI)の内容が予想を上回る落ち着いたものとなった場合、早期利下げの思惑が再燃して、日米の株価を下支えする可能性がある。 来週の日経平均の想定レンジは3万2900~3万3800円とする。
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冨田 康夫