能登豪雨から1週間 輪島市と能登町で新たに2遺体、死者13人に
日テレNEWS NNN
奥能登を襲った記録的な大雨から28日で1週間です。輪島市と能登町で新たに2人の遺体が見つかり、これまでに亡くなった方は13人となりました。 住宅4棟が押し流された塚田川周辺の28日の捜索は、27日より多い、およそ520人態勢で行われました。風が強く高い波が次々と海岸に押し寄せる中、隊員らは海に入って確認したり、重機で流木を取り除いたりしながら、安否がわからない中学3年の喜三翼音さんらの手がかりを捜していました。 翼音さんの祖父 「1日たって、3日たって、1週間たっても今の心境は家族一同、思いは見つかってほしいというそれだけ」 一方、警察などによりますと、28日午前、輪島市門前町皆月の海岸と、能登町北河内のダム周辺で、新たに2人の遺体が見つかりました。それぞれの地区で、女性の行方や安否がわからなくなっていて、警察が身元の確認を進めています。 また、輪島市町野町の海岸で25日に見つかった男性の遺体は、行方が分からなくなっていた珠洲市真浦町の池田幸雄さん(70)と判明しました。これで、亡くなった方は13人、行方や安否のわからない方は5人となりました。