脱皮したら可愛いモフモフに! オオタマオウギガニの変身が話題に 撮影した飼育員に聞いた
脱皮したオオタマオウギガニを撮影した動画が、SNS上で注目を集めています。隣にある脱皮殻とはまったく異なるモフモフの可愛い姿に変身しているのです。撮影した飼育員に話を聞きました。
すさみ町立エビとカニの水族館
和歌山県すさみ町にある「すさみ町立エビとカニの水族館」。 世界中から集めたエビとカニを中心に、ウミガメや地元で採集された魚などを展示しています。 そんな水族館のツイッターアカウントが今月1日、14秒の動画を投稿しました。 映っているのは、脱皮したばかりのオオタマオウギガニと、その脱皮殻。 脱皮したばかりの姿は白いモフモフで、脱皮殻とはまったく異なっています。 この動画に対して、「こんなにモフモフ?」「ぜひぬいぐるみ化を」といったコメントが寄せられ、いいねは3万2000を超えています。
飼育員に聞きました
「開館前に見回りをしていた館長から教えてもらい、急いで撮影に向かいました」 そう話すのは、飼育員の嘉藤恭太さんです。 脱皮直後の姿が白いことは知っていたそうですが、モフモフの体に小さな赤い目がとても可愛く見えたといいます。 「正確なところは不明ですが、年に1~2回は脱皮するのではないかと思います」 1週間ほど経って、真っ白だった体も次第に茶色っぽく変化してきているそうです。 動画が話題になったことについては、こう話します。 「マイナーなカニですが、こんなに反響があって驚いています。カニが苦手だったり興味がなかったりという方々にも魅力が伝わったのであればうれしいです」