寒波から“自宅を守る”術 水道管や給湯器の凍結を防ぐポイントは『保温』
場合によっては自治体から、「水道の使用を控えてほしい」などとする情報が出ることもありますので、最新の情報には注意するようにしてください。 もし水道管が凍結してしまった場合には、40~50℃程度のお湯でゆっくりと溶かしていくのがベストだということです。 熱湯をかけてしまうと、水道管の破損につながる恐れがあるそうです。 新潟市水道局では、蛇口を開けた後にタオルをかけて保温効果を高めてから、そこにゆっくりと40~50℃のお湯をかけて解凍する方法を紹介しています。 また、ドライヤーの温風や温めたタオルで、ゆっくりと温めることも効果的です。 仮に床下や壁の中などにある水道管が凍ってしまった場合には、部屋を暖めて待つことも得策です。 万が一、水道管が破裂した場合には、水道メーター内の止水栓を閉め、「水漏れ」による二次被害を防ぎましょう。 強い寒波が新潟県を襲った2023年1月には、新潟市や佐渡市で水道管や給湯器が凍結して、水やお湯が出なくなるというトラブルが多発。 水道管の破裂による漏水も相次ぎました。 新潟市水道局では、人が住んでいない建物では水道メーター脇にある止水栓をあらかじめ閉めておくなどの対策をしてほしいと呼びかけるとともに、水道管の破裂によって水漏れが起きた場合には、修理業者に対応を依頼してほしいとしています。
新潟放送