石田亜佑美、モーニング娘。として歩んだ震災13年 卒業公演で地元・東北に感謝「皆さんが、私に自信をくれました」
アイドルグループ・モーニング娘。’24のサブリーダーで10期メンバーの石田亜佑美(27)が6日、神奈川・横浜アリーナで開催された『モーニング娘。'24 コンサートツアー秋 WE CAN DANCE !~Bla Eld~ 石田亜佑美 FINAL』に出演。自身の故郷である東北への思いを涙ながらに語った。 【ライブ写真】13年間の感謝を最大限の笑顔で表現した石田亜佑美 今年5月、ハロー!プロジェクトの公式サイトを通じて秋にモーニング娘。、ハロー!プロジェクトからの卒業を発表した石田は、9月14日からスタートしたコンサートツアー千秋楽となったこの日が最後のステージに。「勇敢なダンス」で幕を明けたステージでは、石田がグループ在籍最後の参加となったシングル曲「最KIYOU」などメドレーを含む全32曲を披露。駆けつけた1万2000人のファンを熱狂させた。 アンコールでは自身のカラーであるブルーのドレスに身を包んだ石田が手紙を朗読。「皆さんがいっぱい、いっぱい応援してくれたから、自信満々にステージに立てています。あなたが応援してくれたアイドルは今、最高に幸せです。ここで灯した青い炎はずっと燃え続けます。モーニング娘。の石田と出会ってくれて、好きになってくれて本当にありがとうございました」と涙ながらに話した。 石田はモーニング娘。史上初の東北出身メンバーとして2011年に発生した東日本大震災で大きな被害を受けた地元・東北、宮城県の魅力を発信し続けた。石田は「私が加入した2011年は、私の地元宮城を含む東日本に大きく悲しいことがありました。だけど、この13年で私が見てきた東北はいつも力強く前を向いていました。かっこよくて大好きです」と特別な思いを吐露し、「東北の皆さん、 私がモーニング娘。唯一の東北出身者であるということをこんなにも大切に、特別にしてくれて、宮城を背負わせてくれて本当にありがとう。宮城を好きだと。宮城ってすてきなところだねと言ってくださる皆さんが、私に自信をくれました。ありがとう」と感謝をつづった。 その後、石田自らがファンとの思い出を振り返る上で欠かせないと選曲した「私のでっかい花」をソロで披露するなど、完全燃焼した。 石田は1997年1月7日生まれ、宮城県仙台市出身。2011年9月、約6000人の応募があった「モーニング娘。10期メンバー『元気印』オーディション」に合格。モーニング娘。史上初の東北出身メンバーとなった。グループ加入前は、東北ゴールデンエンジェルスジュニアとしてチアリーディングの経験を持つ。