ケイティ・ペリー新曲MV、ジェンダーステレオタイプを覆す表現の中で「ウーマナイザー」も登場
ケイティ・ペリーによる、約4年振りのニューアルバム『143』(読み方:ワン・フォー・スリー)が9月20日にリリースされることが決定。リード曲「Women’s World」のミュージックビデオが日本時間12日に公開された。 【動画を見る】ウーマナイザーを取り出すケイティ・ペリー(53~55秒頃) 「Woman’s World」のミュージック・ビデオには、ウーマナイザーが女性のエンパワメントとセクシュアリティのシンボルとして登場。 「ケイティ・ペリーの新曲『Woman’s World』のミュージックビデオにウーマナイザーが登場することは、大変喜ばしいことです。この曲は、さまざまな役割やライフステージにある女性を称えるだけでなく、社会の期待やプレッシャーから自由に生きられるよう、女性たちを後押ししてエンパワーしています。ウーマナイザーも同じく、社会的なスティグマ(偏見)をなくし、一人ひとりの女性が自身のセクシュアリティを自由に探求できるよう取り組んでいます」とウーマナイザー広報・PR 責任者、ヴェレーナ・ジングマンはコメントしている。 View this post on Instagram A post shared by KATY PERRY (@katyperry) “143”とは「I love you」という意味であり、90年代にポケベルで使用されたメッセージである。今回のアルバムはケイティ・ペリーにとって2020年のアルバム『Smile』以来4年ぶりの新作となる。 ケイティ・ペリーはアルバムのコンセプトについて以下のように述べた。「大胆で高揚感のある、祝祭的なダンス・ポップ・アルバムを作ることを目指しました。アルバムを通して愛の象徴的表現でもある数字143を一貫したメッセージとして伝えたいのです」 米ローリングストーン誌で以前報じたように、『143』ではスターゲイト、マックス・マーティン、ドクター・ルークなど、過去にケイティ・ペリーの楽曲制作に携わったプロデューサーや、新たなコラボレーターとタッグを組んでいる。キャピトル・レコードは「ケイティは自分がどのようなアルバムを作りたいのか正確に理解しており、それを実現するためにチームを結成した。今までのメンバーに加えて、ヴォーン・オリバー、ロッコ・バルデス、セロン・トーマスといった新たな大物アーティストも含まれている」と語った。 Translated by Minori Tsuneta
DANIEL KREPS