【広島】ラッキーボーイ二俣翔一、プロ初の勝利打点で3連勝に貢献「今日も素晴らしい」新井監督
<日本生命セ・パ交流戦:楽天3-4広島>◇15日◇楽天モバイルパーク ラッキーボーイだ。2戦連続で先発起用された広島二俣が、2戦連続安打となる先制打を放った。 【動画】広島二俣翔一、技アリの一打! 変化球に上手く対応し右前へ鮮やか先制タイムリー 2回2死一、二塁、追い込まれながら古謝の低めボールとなる変化球に目いっぱい腕を伸ばした。「9番という立場で1番、2番につなぐというイメージで、何とかバットに当てて三振だけはしないようにという思いで打席に立っていました」。打球は一、二塁間を抜けて二塁走者を迎え入れた。 前夜は延長11回の決勝点の口火を切る右前打を放ち、この日は主導権を握る一打。プロ初の勝利打点で3連勝に貢献した。新井監督は「必死に食らいついている姿は見ていても伝わる。今日も素晴らしかった」とたたえた。打線はさらに秋山、坂倉、堂林の適時打で加点。10安打すべて単打も、若手と中堅、ベテランがかみ合い、交流戦首位の楽天を連倒で4カード連続で勝ち越し。17年以来の交流戦勝ち越しを決め、貯金は今季最多8に膨らんだ。 2位巨人とは3・5ゲーム差。2位チームとの3・5ゲーム差以上は19年6月5日以来、5年ぶりだ。 ▽広島堂林(4月12日巨人戦以来61打席ぶり適時打に)「サク(坂倉)の流れと小園が三塁に行ってくれたので、結構気楽に打席に立てた。ちょっとは貢献できたかなと思います」