自民党鹿児島県連の森山裕会長、衆議院選挙の責任問われ「誰か後をやれる人がいれば別だが」…交代に否定的
自民党鹿児島県連は17日、執行部役員・選挙対策常任委員合同会議を開き、10月の衆院選を総括した。森山裕会長は、小選挙区で議席が一つにとどまったことについて、政治資金収支報告書の不記載問題を最大の要因に挙げ、体制立て直しを急ぐ考えを示した。 【写真】衆議院選挙鹿児島3区で落選した小里泰弘さん
会議は県選出の国会議員や県議らが出席。冒頭、森山氏は「衆院選では県民から厳しい審判をいただいたが、選挙は候補者が責任を持たなければいけない」とあいさつした。
会議はその後、非公開で実施。終了後に記者会見が行われ、報道陣から県連会長としての責任を問われた森山氏は「県連執行部に相談する」と述べた。一方で、「誰か後をやれる人がいれば別だが、選挙区でやっているのは私と(参院鹿児島選挙区の)野村(哲郎)さんだけだ」と述べ、交代には否定的な姿勢を示した。