大雅の王座獲得の裏に武尊の檄「武尊君に“気合だよ”と言われたら恥ずかしい試合はできない」【RISE175】
「RISE175」(1月14日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEスーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ」で王者チャンヒョン・リー(韓国/RAON)を破り、悲願のRISE王座獲得を成し遂げた大雅(TRY HARD GYM)が試合前に武尊(team VASILEUS)から激励のLINEをもらっていたことを明かした。 試合はリーを相手に5Rを戦い抜く死闘の末に、3-0の判定勝ち。2017年2月にK-1でスーパー・フェザー級王座を獲得して以来、7年ぶりの王座戴冠となった。 大雅は試合後のマイクでファンと周囲への感謝を述べた後に「今日の試合前、武尊選手から“頑張れよ”と連絡をいただいて。僕もしっかりチャンピオンになったんで、1月28日、スーパーレックを必ずKOして、ONEのチャンピオンになってくれると思うんで皆さん応援してください。僕も応援しに行くんで、武尊選手も頑張ってください。僕も世界のでかい試合をやれるように頑張るんで、僕も早くそこに追いついていけるように頑張ります」と武尊から激励を受けたことを明かし、1月28日の「ONE 165: Superlek vs. Takeru」(有明アリーナ)でスーパーレック・キアトモー9(タイ/Kiatmoo9 Gym)の持つONEフライ級キックボクシング世界王座に挑戦する武尊に逆エールを贈った。
試合後の会見でも「会場に向かっている時にいきなりLINEが来て“今日頑張って。絶対に大丈夫だから。気合だよ”みたいな感じで来て。武尊君に“気合だよ”と言われたら、さすがに恥ずかしい試合はできないなと思ったので、そこが僕の中であったというか。一緒にフランスに行かせてもらったんですが、久しぶりにああいう本物の選手と一緒に行って“俺はここだな”と、あの時に気持ちが変わった。本物を目指して僕も世界で一番になりたい」と昨年6月にパリで行われた武尊の復帰戦「Impact in Paris」への出場が改めて自身の闘志に火をつけたことを明かした。 そして「(武尊へのエールに)なっていればうれしいですけど。本当に僕は感謝しているので、僕が形を残すことで恩返しできたのかなと思います」などと続けた。
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