写真：PC Watch

　Teclastは、同社初を謳うAI機能を多数搭載したAndroid 15搭載タブレット「P50Ai」を発表した。8日20時から販売が開始され、価格は2万900円だが、先着500台/2時間限定で1万5,900円となる。 【画像】P50Ai 　プロセッサにAllwinner A733を搭載し、Antutuベンチマークで32万のスコアを実現するほか、3TOPSを実現するNPUプロセッサを内蔵。CPUコアはCortex-A76が2基、Cortex-A55が6基搭載されており、ピーク周波数は2GHz。内蔵GPUはIMG BXM-4-64-MC1となっている。 　このNPUを活用した独自のAI機能として、720p以下の動画を最大2.5Kにアップスケーリングする「AIビデオアップスケーリング」、画面上のコンテンツを分析して各シーンに合わせたカラーエンハンス設定をインテリジェントに設定する色の最適化が搭載されている。 　また、ハンズフリーで操作できる「AIジェスチャーコントロール」、ユーザーの姿勢を認識して姿勢調整を促す「AI姿勢認識」、画像からテキストを認識し、NPUがエラーを修正することで高い精度を実現する「AIテキスト抽出」などを備える。Windows PCのようにアプリをウィンドウ表示できる「PC Mode」も搭載する。 　さらに、エントリー向けとしては珍しく2基のUSB Type-Cを備え、このうち1基は10Gbps転送に対応するUSB 3.2 Gen 2、DisplayPort Alt Modeによる映像出力、USB PD充電をサポートするフル機能のものとなっている。 　このほかの仕様は、メモリがLPDDR5 6GB、ディスプレイが1,280×800ドット/90Hz表示対応の11型IPS。TUV Rheinland低ブルーライト認証も受けている。このほか、500万画素前面/1,300万画素背面カメラ、Wi-Fi 6、LDACコーデック対応のBluetooth 5.4、microSDカードスロット、デュアルスピーカー、デジタルアンプ、3.5mm音声入出力なども備える。バッテリは7,000mAh。厚さは8mm、重量は530g。