ハル・ベリー、8年前に別れた元夫とまだ揉めていた 子育てを巡って裁判所に申し立て
2013年に俳優のオリヴィエ・マルティネスと結婚、同じ年に息子のマセオをもうけたハル・ベリー。2016年に2人は破局したがマセオの親権と養育権を巡って揉めに揉め、昨年8月にようやく離婚が成立した。息子のマセオの親権は2人で保有することになり、共同で子育てすることになった。
でもどうやらまだトラブルは続いているよう。先月末にハルがオリヴィエに対する不満を裁判所に申し立てたことが明らかになった。雑誌『Usウィークリー』などが報じている。同誌によるとハルは「息子の共同養育計画について、いくつかの点を非常に懸念している」と主張している。ちなみに息子のマセオは現在10歳。ハル曰く「親権を共有しているにもかかわらず、オリヴィエはマセオの教育や課外活動に関して私に事前に知らせたり、同意を得たりせずに単独で決めている」。問題点はそれだけではないとも。「もう1つ懸念しているのはオリヴィエが私に対する怒りや私たちの争いの渦中にマセオを巻き込むことだ」。
またハルが2020年から交際している歌手のヴァン・ハントも、ハルとオリヴィエのいざこざの一因に。ハルは「ヴァン・ハントはマセオの人生において重要な役割を果たしている」のに「オリヴィエがハルとヴァンの関係を認めていない」と主張している。ハルとオリヴィエは離婚時、両親の離婚や両親に新しいパートナーができることを踏まえ、「マセオに健全な環境を作る手段として」ファミリーセラピーを受けることで同意しているという。しかし「オリヴィエはヴァンを受け入れず、私やヴァンがマセオと受けるファミリーセラピーにマセオを参加させないようにしている」。
ちなみにハルとオリヴィエはマセオの法的および身体的親権を共有している。つまりマセオは2人の間を週単位で行ったり来たりして暮らしているわけだが、養育費はハルが負担。月8,000ドル(約120万円)の養育費をオリヴィエに支払い、200万ドル(約2.9億円)以上の収入があった場合にはその4.3%も追加で払っている。マセオの学費や課外活動費、健康保険費も全額ハルのお財布から出ている。また離婚時にハルとオリヴィエはマセオのために「共同で子育てするためのセラピー」を受けることに同意したが、オリヴィエはそれにも出席していないという。ハルはこれについても先月裁判所に申し立てをしている。ハルによるとオリヴィエは夏休みが欲しいという理由でセラピーを9月まで先送りしているという。離婚に8年もかけたのに今も泥沼状態のハルとオリヴィエ。無事に問題が解決することを祈りたい。