相楽伊織のバスケ大好記⑧「波乱の多かった2023-24シーズン。推しチームの広島がワイルドカードからの優勝で私はハッピー」
多くのホームゲームを体験できた今季
こんにちは。相楽伊織です。 広島ドラゴンフライズが初優勝を飾って幕を閉じた2023-24シーズン。私は2023年10月7日の開幕戦・名古屋D×SR渋谷@ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)を皮切りに、10月14日のSR渋谷×琉球@青山学院記念館体育館、12月3日の横浜BC×宇都宮@横浜国際プール、12月16日の千葉×SR渋谷@船橋アリーナ、12月23日の群馬×琉球@オープンハウスアリーナ太田、2024年1月6日のSR渋谷×北海道@青山学院記念館体育館、4月14日のSR渋谷×三河@青山学院記念館体育館、5月11日のA東京×琉球@有明コロシアムを現地観戦。 SR渋谷のチームナビゲーターを務めていたときはSR渋谷がホームとしている青山学院記念館体育館で色々なチームを見てきましたが、この連載を通じてドルフィンズアリーナ、横浜国際プール、船橋アリーナ、オープンハウスアリーナ太田で各チームのホームゲームを見ることができたのは貴重な経験になりました。 西地区で推していた琉球と広島のファイナルが見られた幸せ チャンピオンシップ(CS)・ファイナルが琉球×広島のカードとなったことは、西地区では琉球&広島推しだった私にとってはうれしい出来事でした。2シーズン前、プライベートで広島×琉球を見るために広島まで遠征したことも懐かしい思い出です。そのときから感じていたのが、広島のファンの方は応援がすごく熱いということ。今回のCSでもファンの方の応援が選手の後押しになっていたと思います。 広島はエースガード寺島良選手がケガでCSに出場できませんでしたが、代わりに入った中村拓人選手が日本生命ファイナル賞を獲得するほどの活躍を見せたことをはじめ、MVPに輝いたシューターの山崎稜選手、外国籍のドウェイン・エバンス選手、ニック・メイヨ選手、ケリー・ブラックシアー・ジュニア選手などチームとしてのバランスがよかったのかなと思います。特にマッチアップゾーンでのディフェンスはすごかったですよね。 3年連続のファイナル進出となった琉球は、全77試合に先発出場をした岸本隆一選手をはじめ今村佳太選手、小野寺祥太選手、ジャック・クーリー選手、アレン・ダーラム選手など昨季からメンバーの入れ替えがあまりなく、そのぶんしっかりした土台ができているのかなと思いました。それが強みとなり、ゲーム3までもつれたA東京とのクォーターファイナル、千葉Jとのセミファイナルをものにできたのだと思います。