バルサから関心も…リヴァプールMFバイチェティッチはザルツブルクにレンタル移籍へ
リヴァプールに所属するU-21スペイン代表MFステファン・バイチェティッチは、ザルツブルクにレンタル移籍することに近づいているようだ。28日、イギリスメディア『アスレティック』が報じている。 2004年10月22日生まれで現在19歳のバイチェティッチは、セルタの下部組織から2020年12月にリヴァプールの下部組織に加入。2022年夏に行われたプレシーズンでトップチームに参加すると、同年8月にトップチームデビューを果たした。これまで公式戦通算22試合出場で1ゴールを記録しているが、2023-24シーズンはふくらはぎの負傷が長引いたことが影響し、公式戦6試合の出場にとどまっていた。 そんなバイチェティッチは出場機会を得るために今夏に買い取りオプションが付随しないレンタル移籍でリヴァプールを離れることが予想されており、ユルゲン・クロップ元監督の“右腕”としてチームを支えていたペピン・リンダース氏が率いるザルツブルクへのレンタル移籍に近づいていることが明らかになっていた。 しかし、バルセロナに所属するU-17スペイン代表MFマルク・ベルナルが長期離脱となったことを受け、突如バルセロナからの関心が伝えられ、レンタル移籍の可能性を探っていることが報じられ、動向には注目が集まっている。 それでも、今回の報道によると、バイチェティッチは当初の予定通りに買い取りオプションなどが付随しないレンタル移籍でザルツブルクに加入することで合意に達したという。 また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏もファイナンシャル・フェアプレー規則の問題からバルセロナがバイチェティッチの獲得を進めることはできないとして、29日に同選手はメディカルチェックを受けるためにオーストリアを訪れる予定であることを明らかにしており、ザルツブルクへの加入は決定的になっているようだ。
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