「若草物語」9話、一ノ瀬颯“律”の告白への堀田真由“涼”の回答に「刺さった」の声上がる
堀田真由が主人公を演じる「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」の9話が12月8日に放送。律の告白に対する涼の回答に「刺さった」の声が上がっている。 【写真】「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」第9話 幸せに恋愛が必要かを問う本作は、若草物語を題材に令和を舞台にしたシスターフッドな物語。脚本家として働き始めた町田家の次女・町田涼を堀田真由、涼の幼馴染・行城律を一ノ瀬颯、結婚願望強めの長女・町田恵を仁村紗和、恵の恋人・小川大河を渡辺大知、服飾専門学校に通う四女・町田芽を畑芽育、芽のクラスメイト・沼田灯司を深田竜生、沼田の弟・真琴を永瀬矢紘、ついに再会が叶った三女・衿を長濱ねる、大御所脚本家・黒崎潤を生瀬勝久、涼の師匠・大平かなえを筒井真理子が演じている。 ※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。 涼(堀田真由)が初めてプロットライターを務めたドラマ「恋愛遊覧船」が無事にクランクアップを迎え、役者とスタッフを集めた打ち上げが盛大に開かれる。充実感でいっぱいの涼は、これからもかなえ(筒井真理子)の下で頑張っていこうと決めたつもりが、かなえから「次の作品はプロットライターがもう決まってるの。あなたも、自分の仕事は自分で見つけないと」といきなりクビを宣告され、翌日から無職になってしまう。 一方、恵(仁村紗和)も勤めていたハローワークを退職。自分と同じように職場でのハラスメントに悩む非正規公務員が安心して働ける世の中になるよう、佐倉(酒井若菜)と共に非正規公務員の待遇改善を求める署名活動を始める。毎日忙しく動き回る恵は、涼に相談したいことがあるのに、なかなかタイミングが掴めずにいた。 また、就活時期を迎えた芽(畑芽育)は、ファッションコンクールの優勝賞金を元手に沼田(深田竜生)と2人でブランドを立ち上げるつもりが、沼田からは「俺はそんな賭けみたいなことできない」と断られてしまう。それでも沼田のそばにいたくて、沼田の弟・真琴(永瀬矢紘)の面倒を見ようとする芽に、思いがけない災難が降りかかり――というのが9話の展開。 レストランでドリンクバーを取りに行った真琴は、酔っ払い客とぶつかり、ジュースをかけてしまう。さらに芽が間に入るも、逆上した男はグラスを投げつけ、芽は破片で怪我をしてしまうのだった。さらに、病院に駆けつけた沼田に真琴は怪我をしていないから大丈夫と言うと「大丈夫なわけないだろ、真琴に何かあったらどうするんだよ」と怒鳴られてしまう。そして沼田は「怖かったな。お兄が来たからもう大丈夫」と言って、真琴を抱っこして立ち去るのだった。芽は、沼田が自分のことを全く何とも思っていないことを思い知る。その後、涼と律が病院に一人残された芽の元へ駆けつける。そして、泣きじゃくる芽を優しく抱きしめる。そんな芽の姿にSNSでは「今日の若草物語で感情移入しすぎて、病院でお姉ちゃん来てくれたときの芽ちゃん見てボロ泣きした。あんな表情見たら泣いちゃうよ、、」や「若草物語で末っ子してる芽育ちゃん見て可愛すぎてボロ泣き(病院のところ)」などの声が。 その後、結婚することになった恵を送り出した涼と律は、タイ料理の店でいつものような気楽な時間を楽しむ。しかし公園で遊んでいると、突然律が「もう無理なんだ。お願いだよ。ずっと涼のことが好きだった」と告白。「涼は天邪鬼じゃん。口ではそうやって言ってても、本当は違うこと考えてたりしない? よく考えて答えてほしい。涼だって僕が必要なはずだよ。僕は涼を一人にはさせない。ずっとそばにいる。だから僕と結婚してほしい」と続ける。それに対し涼は、「私は誰とも結婚しない。したら私じゃなくなる」「それは律が相手でもできない」「律、ごめん。本当に。律にはもっと良い人がいる」と答える。 しかし律もなかなか折れず「そんな人いないよ。僕には涼しかいない」「北海道に行って離れてた間も僕は涼を忘れられなかった。離れていれば楽になると思ったけど、もっと好きになるだけだったんだよ。涼は僕が必要じゃないの?」と続ける。それでも「あたしは結婚する自分を受け入れられない。律の望む幸せはあたしにはあげられない。お願い、友達でいて」と言う涼に、律はとうとう「もう無理だよ」と言って去って行くのだった。 そんな一連の流れに「涼と律が幸せになるには、もう2人だけの方法を探し出すしかないんだよね結局は、友達は律が無理、結婚は涼が無理、じゃあどうする?お互いがお互いを必要としているのであれば、方法はあるはず」、「涼ってなんで結婚できないって言うんだろう、約束気にしてるのかな?1度言ったから引っ込みつかない??って淡い期待してたけど全然違った。律の望む幸せをわたしはあげられないってすっごい刺さった。涼ができないってだけじゃなくて律のためにも気づいてないふりしてなきゃいけなかったんだな」などの声が上がっている。 【第10話あらすじ】 恋愛も結婚もしない人生を望む涼(堀田真由)は、律(一ノ瀬颯)の気持ちを受け止めることができず、プロポーズを断ってしまう。それ以来、関係が気まずくなってしまった涼と律は、恵(仁村紗和)と恩田(前原滉)のウエディングパーティーで久しぶりに顔を合わせる。勇気を出して声をかけようとする涼に、「2人で会ったり、話したりするの、これで最後にして」と冷たく言い放つ律。涼は一番大切な友達を失ってしまう。 結婚した恵に続いて、芽(畑芽育)も留学先のフランスに出発。あんなに賑やかだった町田家にぽつんと取り残され、涼はとうとう独りぼっちに。仕事もないし、家族もいない。家でぼんやりテレビを見るだけの毎日。 本当にこれでよかったの? 律のプロポーズを受けるべきだったんじゃないの…? 自分にとって大切なものは何なのか、悩み始めた涼のもとに、ドラマプロデューサーの柿谷(臼田あさ美)から久しぶりに電話がかかってくる。それは、急遽降板した脚本家の代わりに、スペシャルドラマの脚本を書いてもらえないかという相談だった。本来なら諸手を挙げて喜ぶべき大チャンス。しかし、あろうことかドラマのテーマは「男女の友情と恋愛」。自分の価値観に自信が持てなくなってしまった涼は、ありきたりなストーリーしか書けず、プロデューサー陣をがっかりさせてしまう。 親友を失い、大好きな姉妹たちとも離れ離れになり、やることなすことうまくいかない。ドン底に落ちた涼のもとに、衿(長濱ねる)が、“ある約束”を果たしにやって来て――。 「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」は毎週日曜22時30分~日テレ系にて放送中。
シネマカフェ シネマカフェ編集部