左へのOB撲滅へ―。凄腕コーチが授ける掟破りの秘策とは。OTTO!新ゴルフ企画始動。イカの生き造りも堪能して…
新企画「スコア100、90、80の壁に挑戦!」
ゴルフは奥が深い。自己流で練習してもスコアは一進一退。そんな悩みを抱えるアマチュアゴルファーを代表して、西スポWEB OTTO!の記者とゴルフ仲間の民放アナウンサーが、ゴルフ上達を目指す新企画「スコア100、90、80の壁に挑戦!」を始めます。「ゴルフダイジェスト・オンライン」(GDO)が運営するレッスンスクール「ゴルフテック福岡天神店」で指導を受け、地元の魅力的なゴルフ場をラウンド。めきめき腕を上げていく姿をリポートできればいいのですが…。 ■岩井千怜とラウンドしてみたら…【関連】 ■野球経験者「広角打法」の悩み解決は… 青い空にフェアウェーの緑が映える。玄海ゴルフクラブ(福岡県宗像市)は、フラットな地形を活かした九州を代表するシーサイドコースだ。 1番ホールはパー5のロング。フェアウェー右サイドの一本松が視野に入る。肩に力が入る朝イチのティーショット。「ファーーー」。一本松を気にしすぎて、左の林に打ち込んでしまった。 ゴルフ歴4年の筆者は5月に記録した86がベストスコア。ただし、平均スコアは90台後半、100をたたくこともあり、好不調の波が大きい。悩みはドライバー。野球経験が邪魔をして、狙いに反して右に左に飛ぶ「広角打法」だ。ミスの割合は左8割、右2割といったところか。 セカンド地点に向かいながら、ラウンドに先だって指導をしてくれたゴルフテックの中村剛智コーチの言葉を思い出す。 ■凄腕コーチの意外な助言とは 「ドライバーショットのインパクトの瞬間、ハンドレイト気味になってます。次のラウンドでは、思い切ってアドレスした両足の真ん中に球を置いてみて」 中村コーチは室内施設でドライバーを打った筆者のフォームを確認。録画によるスイング解析をした上で、左へのミスが多い原因を指摘し、そんなアドバイスをくれた。 筆者のドライバーのスイングは、クラブヘッドが最下点を通過するまでは手元よりヘッドが遅れて来るハンドファーストを維持しているが、最下点以降は手首が折れて手元よりもクラブヘッドが先にいくハンドレイトになっているとのこと。このため、インパクトの瞬間にフェースが左側を向いたり、こすって右に飛んだりして球筋が安定しないという。