吉川工業、AIカメラで接近警告 人と重機の接触防ぐ 検知にICタグ不要
製鉄機械メンテナンスやエレクトロニクス事業、鉄鋼リサイクルを手がける吉川工業(本社=北九州市、吉川和良社長)は5日、AIカメラで車両や重機に作業者(人)の接近を検知し警報を発する作業者接近検知システム「Wアラートプラスアイ」を今月18日から発売すると発表した。ICタグと磁界方式による接近検知システム「Wアラート」に、新たにAIカメラを加えることでタグを持たない人の接近を検知する。不特定多数の人が出入りする作業現場で事故予防効果を大きく高める。同社は10日から開催の国際物流総合展2024(会場=東京ビッグサイト)に出展し、Wアラートプラスアイを紹介する。