【ジャパンC】ディープ産駒オーギュストロダン 有終Vへ好感触 A・オブライエン師「長年の夢」
「ジャパンC・G1」(24日、東京) ラストランに向けて軽快な動きを見せた。ディープインパクト産駒のオーギュストロダンは20日、東京芝コースで追われ、単走で7F98秒3-40秒2-13秒2をマーク。無理をすることなく馬のリズムに任せた追い切りに、動きを見守ったA・オブライエン師は「居心地が良さそうでリラックスして走っていた。とても調子がいいです」と感触を伝える。 世界トップのトレーナーは、今回のジャパンCが7頭目の参戦となる。そんな師が「今まで連れてきたなかで一番いい馬だと思っています」と評するのがオーギュストロダン。英、愛ダービー制覇を含むG1・6勝の実績は、これまでで一、二を争うレベルだ。 ラストランにジャパンCを選んだ理由に「長年の夢でした」と目を細める。アイルランド生まれのディープインパクト産駒が、父の母国である日本で最後の勇姿を見せる。