【Patagonia】2024年春夏「パタゴニア」試着ルポ後編。定番名品「バギーズ」、「ブラックホール」バッグの新作もチェック! PART.3
前編では機能的なパフォーマンスカテゴリーの注目アイテムを紹介したが、後編はTシャツやバギーズなど、デイリーに着られるライフスタイルカテゴリーを中心にお届け。 【写真】2024年春夏「パタゴニア」試着ルポの画像をもっと見る
サーフ・カテゴリーのクラシックロゴに心酔
ロゴ・カテゴリーの隣はサーフ・カテゴリー。普段はスルーしてしまうところだが、ワニのグラフィックに山崎が反応。 山崎:このワニのイラストは? 小林:SURF GATOR(サーフ・ゲーター)です。1970年代のシュイナード・イクイップメントのザックなどに使われていたSUPER GATOR(スーパー・ゲーター)を現代的にアレンジしました。
薬師神:これは…犬のバスタブにもできるトート! こんなクラシックロゴのもあるんですね。 小林:このフォントやデザインは1970年代のシュイナード・イクイップメントのラベルからヒントを得たものです。CHOUINARDのCを菱形で囲んだロゴにならって、PATAGONIAのPを菱形で囲んでいます。
山崎:このローファイなロゴ、いいよね。バックプリントTはフロントのポケット部分にクラシックフォントの織りネームが付いていて、それがまたいい。 グリーンやブラウン、2024年のファッショントレンドとマッチするカラー展開で、取り入れやすい。
ブラックホール・ダッフルとキューブを改良
山崎:背負ってます。ブラックホール・ダッフルは、40Lぐらいのものが背負いやすくていいですよね。中に入れるモノにもよるけれど、個人的には55L以上は車用ですね。 小林:素材だけでなく内側のスタッフポケットの容量が追加されるなど、より使いやすくアップデートされています。40Lは機内に持ち込み可能なサイズでもあります。
薬師神:キューブは形も変わりました? 小林:はい。以前は3L、6L、10Lの3サイズでしたが、今季から10Lが14Lにサイズアップして、ほかのサイズも形状が変わりました。
小林:まったく新しい形としては、残反を使ったこちらのバッグがあります。タープが内蔵されていて、ギア類を並べたりするとき広げて使えます。 山崎:ピクニックシートとして使ってもいいわけですよね? 小林:そうですね。いろいろ応用できるバッグです。外側にシンチストラップが付いているからショルダーバッグのように持って歩くこともできますしね。
山崎:こんな感じですか? これも定番になっていく? 小林:こちらはリユースの一環で残反を使って作っているので、今季だけの展開となります。 パタゴニアの春夏製品は2月2日からECで、2月22日から直営店でローンチする。こうご期待。