「個人情報の流出のおそれがあり…」架空料金請求で70代男性が60万円の詐欺被害 大分
大分県津久見市に住む70代の男性が架空料金請求の詐欺被害にあい、合わせて60万円分の電子マネーの利用権をだましとられました。警察が詐欺事件として捜査しています。 警察によりますと、8日の夜、津久見市の70代男性が自宅のパソコンでインターネットサイトを閲覧中に、突然、大手ソフトウェアの会社名で「個人情報の流出のおそれがあり、セキュリティ保証を受ける必要がある」と画面表示がありました。 男性が表示された「010」から始まる電話番号に連絡したところ、片言の日本語を話す男から「セキュリティ保証を受けるには5年間で4万円かかる。支払いはクレジットは払いかコンビニ払いになる」などと言われました。 男性がコンビニ払いを選択すると、男からコンビニで電子マネーを購入するよう指示されました。男性が9日の未明になって、コンビニで電子マネーを購入し、利用番号をパソコンに入力したところ「ミスがある。再度入力が必要です」などと言われ、1回目に4万、2回目に8万、3回目に16万、4回めに32万円分を購入し、合わせて60万円分の電子マネーの利用権をだまし取られたものです。 男性は同じコンビニで電子マネーを購入していて、5回目に64万円を購入しようとしたところ、店員が不審に思い警察に通報して、詐欺の被害にあったことがわかりました。 警察が詐欺事件として捜査しています。 特殊探事件が後を絶ちませんが、パソコン操作中に突然警告画面や警告音を表示させる「サポート詐欺」が多発していて、パソコンに警告が表示された場合は、表示された電話番号に連絡する前に、必ず、家族や知人、警察に相談するよう呼びかけています。 ・
大分放送