【センバツ出場校ランキング】出場、勝利数では広陵がトップ、優勝回数は大阪桐蔭が最多
第96回選抜高校野球大会(センバツ)が、3月18日から阪神甲子園球場(兵庫・西宮市)で開催される。出場が決まった32校は、練習試合解禁日となる3月2日から実戦モードに入り、同8日の抽選を経て、本番へと向かう。今回のセンバツにまつわるさまざまなランキングを調べてみた。 【一覧】センバツ出場32校 出場32校の、センバツ出場回数の上位ランキング(2ケタ以上)は以下の通り。 <出場回数上位ランク(2ケタ以上)> 27 広陵(広島) 23 報徳学園(兵庫) 21 高知(高知) 16 星稜(石川) 15 大阪桐蔭(大阪) 14 北海(北海道) 12 作新学院(栃木) 11 八戸学院光星(青森) 11 常総学院(茨城) 11 敦賀気比(福井) 10 愛工大名電(愛知) トップ3は広陵、報徳学園、高知。広陵は今回の出場で、全体のランキングで26回で並んでいた天理(奈良)を抜いて単独の6位に浮上。報徳学園も22回で並んでいた広島商(広島)を抜いて単独の8位に浮上した。21回目となった高知は早稲田実業(東京)、熊本工(熊本)と並ぶ10位タイとなり、トップ10入りを果たした。 全体のランキング1位は龍谷大平安(京都)で42回。2位以下は、中京大中京(愛知)が32回、東邦(愛知)が31回、県立岐阜商(岐阜)が30回と、東海勢が上位を占めている。 センバツでの勝利数ランキング(2ケタ勝利以上)は以下の通り。 <センバツ勝利数上位ランク(2ケタ以上)> (カッコ内は優勝回数) 42 広陵(3) 36 報徳学園(2) 34 大阪桐蔭(4) 21 高知(1) 16 愛工大名電(1) 14 作新学院(1) 14 常総学院(1) 13 敦賀気比(1) 12 北海 11 星稜
ここでもトップは広陵。今大会2勝を挙げれば、龍谷大平安の43勝を抜いて全体ランキングの5位に浮上する。報徳学園と大阪桐蔭は全体のランクキングで8位と9位。今大会次第で順位が入れ替わる可能性もある。 全体のランキングでは東邦と中京大中京が58勝でトップに並んでいる。次いで3位タイで県岐阜商とPL学園(大阪)が48勝。 優勝回数では大阪桐蔭が4回でトップで、広陵が3回で続く。全体のランキングトップは5回の東邦。中京大中京と大阪桐蔭が4回で2位タイにつけている。今大会で大阪桐蔭が5回目の優勝を果たせば、全体でもトップに並ぶことになる。 ちなみに夏を加えた甲子園通算勝利数ランキング(20勝以上)と、春夏の優勝回数は以下の通り。 <春夏通算甲子園勝利数上位ランク(20勝以上)と優勝回数> 77 広陵=春3回 75 大阪桐蔭=春4回、夏5回 64 報徳学園=春2回、夏1回 42 常総学院=春1回、夏1回 41 作新学院=春1回、夏2回 37 高知=春1回、夏1回 35 北海=なし 35 星稜=なし 34 八戸学院光星=なし 31 敦賀気比=春1回 29 近江(滋賀)=なし 24 愛工大名電=春1回 22 関東一(東京)=なし 常総学院、作新学院など、夏に強さを発揮してきた関東勢が上位に入っている。 今大会は広陵、大阪桐蔭、報徳学園など優勝経験のある名門に対して、優勝経験のない星稜、関東一、北海などの強豪がどこまで勝ち上がれるかにも注目される。