その自転車走行、罰金または懲役かも。歩道走行OKな場合とは?
「クルマ対自転車」の事故は半減している
自転車専用レーン、ナビマーク・ナビラインの普及に従って、車道を走る自転車は明らかに増えている印象です。歩道を走らなくなったので、歩行者との接触事故は減っても、逆にクルマとの事故が増えているのでは?と思ったのですが、日本全国におけるクルマ対自転車の事故は、自転車専用レーン誕生直後の2013年は10万2118件だったのに対し、2023年は5万5735件と半減しています(自転車(第1・第2当事者)の相手当事者別交通事故件数の推移より)。 ここ数年は横這いで推移しているものの、自転車専用レーン、ナビマーク・ナビラインの採用で一定の効果は出ているといえるでしょう。 クルマのドライバー、自転車ユーザーともに、お互いが車道に走ることに慣れてきて、気を遣うようになったのかもしれません。何より、自転車が逆走した動画がこれだけ炎上するのは、私たちが自転車の交通ルールやマナーに対して、厳しくなった証拠かもしれませんね。 Photo: Yohei Amazaki
Yohei Amazaki