【No No Girls】ちゃんみな、視聴者も絶賛するNAOKOを高評価「文句ない」「プロでも難しいことを平気でやってる」
ASHAに伝えた厳しい愛情「自分の自由・表現を取るんだったら、ずば抜けなきゃだめ」
SKY-HIがCEOを務めるBMSG初のガールズグループオーディション『No No Girls』の第8回『Ep.08 / 4th Round -Yes Yes Girls-』が、BMSGのYouTubeチャンネルで22日に配信された。今回は5次審査に進む14人が発表され、その中でもNAOKOの実力が絶賛された。また、不合格となったメンバーに、ちゃんみなが過去の自分を重ねる場面もあった。 【動画】ちゃんみなとSKY-HIが思わず涙『No No Girls』でのパフォーマンスの様子 同オーディションはプロデューサーにラッパーでシンガーのちゃんみなを迎え、「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」というメッセージでスタート。ちゃんみな自身が過去にガールズグループを志すも、見た目や声に対して「No」を突きつけられ、かなわなかった過去を持つ。25年1月11日には、神奈川・Kアリーナ横浜で最終審査『No No Girls THE FINAL』が開催される。 (※以下、番組の内容に関する記述があります) 4次のクリエイティブ審査では、3人1組の7チームに分けられた21人の中から14人が5次審査に進むことになった。ちゃんみなはFチームでパフォーマンスを披露したNAOKOに結果を伝える際、しばらく言葉が出ず無言に。その後、圧倒された様子で「文句ないです。次もお願いします」と絶賛した。NAOKOは終始安定した精神状態でチームをさりげなくまとめながら、歌、ラップ、振付ともに目を惹く安定感を見せ、視聴者からも「NAOKOすげぇや……」「NAOKOガチで良いところしかない」「圧倒的スキルあるのに一人だけ目立つ感じじゃなくてグループで調和してるのがすごい。底から引き上げる感じ」と高く評価されていた。 ちゃんみなは「ダンス、なんであんなにうまくなったの? 何したの? ああやって歌いながら重心を下にして、ヒットを打ちながら声がブレないなんてことを、私でも出来るか危ういです。それだけスキルがいるし、時間かけなきゃやれないこと」と、NAOKOのスキルの高さに触れ、「練習したの? もともとできてたの?」と興味津々で問いかけた。 NAOKOは「3次審査を終えての2か月で、だいぶ練習して……辛かったんですけど……、ここまで上がりました」と涙目になりながら努力を伝えた。ちゃんみなは「本当に素晴らしかったです。あれはなかなか出来ない。たぶん、この人(SKY-HI)でも難しいと思う」と語ると、SKY-HIも「いやー、びっくりした! おったまげた」と感嘆した。ちゃんみなは、「プロでも難しいことを平気でやっているところを見て、何回も何回も鏡を見て、何回も自分と向き合ってきたんだろうなと、すごく伝わりました」とNAOKOの努力を思いやり、「ひたむきな努力の仕方とかNAOKOらしいし、歌もどんどんうまくなっていってるのを見て、影で努力してるのが伝わってきて素晴らしかったです」と絶賛した。 一方、大手事務所の契約生として6年活動経験を持つASHAは、4次審査中にちゃんみなから歌い方や英語の発音を何度も指摘されていた。個別に連絡をもらいアドバイスも受けていたが、今回不合格に。ちゃんみなは「今回の審査の時に、ASHAに一番向き合ったと思うし、個人的にも連絡させてもらって『もうちょっとここを直してほしい』と言ってた。というのも、ASHAの“天井”が見えそうだったから」と振り返った。また「ASHAが昔の私にすごく似てるから、個人的に感情が入ってる」と明かした。 「ASHAは自由を求めてると思うの。『私の表現、自分の表現。何が悪いの? 私がやりたい事があるし、私は自由に自分を表現する』と思ってる」と、ASHAの考えが過去に自分が持っていた考えに似ていると指摘した。 ASHAは「今この歌い方をやめたら、自分の個性や魅力が分からなくなる、空っぽになると分かっていたので、そこから目を離していて。今は『ありのままのそのままでよかったんだな』と思えているので、そこでさらに自由な自分らしいパフォーマンスをしていきたい」と、自分なりに考えた末に行きついた結論を説明。するとちゃんみなは、「これってすごく勘違いされやすいんだけど、『自由なことをするためには型にはまらなきゃいけないこと』がある」と諭した。 「ゲームとちょっと似ていて、『ゴールするためにやらなきゃいけない課題』や、『やりたくないこと』もやんなきゃいけない。それでやっと自由が手に入るの。それを私はASHAに教えたかったの。『1回やってみろ』って」と、やるべきことを守るからこその自由があると伝えた。 「(歌い方やクセを変えさせたのは)ASHAの個性をとりたいとかではなかったけど、そこに対して怯えているASHAが見えた。『私を変えようとしているんじゃないか』と。私も昔あったんだけど、自分の殻を破るのにすごく時間がかかった」と、自分自身も過去に同じ壁にぶち当たっていたと告白。「これを1回破っちゃうと素晴らしいラッパー、アーティストになれる。ラッパーとしてもアーティストとしても、ずば抜けないとだめ」と語った。 「これは、私たちみたいな人間に課せられている定めだと思ってほしい。私たちみたいな人間は、最終的に自分の自由・表現を取るんだったら、死ぬほどがんばって、ずば抜けなきゃ認めてもらえないの」と、“自由に表現するため”になるべき姿を語り、「残念だけど、愛情だと思って受け止めてほしい。これって誰に言われても、私も気づけなかった。自分で気づかないと意味ないなと思ったんです」と伝えた。
ENCOUNT編集部