入荷待ち続出『お札タオル』←どこで買える? 新紙幣発行とともに販売開始 1番人気はやっぱり…!?
新紙幣が発行されてから、早くも1か月が経とうとしています。銀行でお金を下ろすときや、おつりが5000円や1000円だったとき、「新札がくるのでは?」と期待している人も多いのではないでしょうか。 【写真】1番人気は誰!? 売り切れ続出中の「お札タオル」たち 実はいま、そんな新札にちなんだアイテムが話題なのだとか。売り切れ続出中の商品「お札タオル」について調べてみました。 お札タオルとは、「渋沢栄一の一万円札」「津田梅子の五千円札」「北里柴三郎の千円札」のそれぞれがプリントされたタオルです。生産数が少なく、販売場所が限られていることから、入手困難になっているといいます。 調査を進めていくと、どうやら、国が発行する機関紙「官報」や政府刊行物を販売する、全国の官報販売所で販売されていることが判明。大阪府官報販売所(大阪市)の担当者に話を聞いてみました。 ――官報販売所で「お札タオル」が販売されている? 【担当者】 はい、店頭で販売しています。ただ、渋沢栄一の一万円札タオルは非常に人気で、現在売り切れています。 ――一万円札タオルが1番人気? 【担当者】 圧倒的に人気です。一万円札タオルは5枚入荷したものの、すぐに売り切れました。もともと、そこまで生産数は多くなかったのですが、想定より人気になったこともあり生産が追いついていない状態です。追加の入荷時期も未定です。 ――どんな人が購入する? 【担当者】 官報販売所の利用者はもともと、専門書を利用する法律関係者や国の統計資料を扱う方が多いので、そういった方々が購入されます。お1人だけ、情報を得たお客様が購入されましたね。 ――千円、五千円タオルの在庫は? 【担当者】 大阪府官報販売所の在庫はまだありますが、数に限りがありますのでご了承ください(※7月26日時点)。製造元は、官報所ではなく鳳産業株式会社(東京都)です。 ☆☆☆☆☆ 製造元である、鳳産業株式会社の担当者にも話を聞いてみました。 お札タオルは、1984(昭和59)年に発行された「夏目漱石の千円札」「新渡戸稲造の五千円札」「福沢諭吉の一万円札」から製造を開始。常に人気を集めているのは、一万円札タオルだといいます。 今回のお札タオルから官報販売所での販売を始めたそう。現在は、渋沢栄一のお札タオルなどの入荷時期は未定とのことでした。 ☆☆☆☆☆ 「お札タオル」は全国の官報販売所で販売されていますが、店舗によっては取り扱いがない場合もあり、関西圏では、兵庫県と京都府では取り扱っていないとのこと。奈良県では店頭販売はしていないですが、取り寄せは受け付けているそうです。 数十年に一度訪れる、新紙幣の発行。さまざまなお札グッズを探してみるのも良いのではないでしょうか? ※ラジオ関西『Clip』2024年8月1日放送回より
ラジオ関西