中森明菜が「地方の野外フェスに参戦」する裏事情、復活の歌姫に近づく“希代のヒットメーカー”
「ほらみんな、電話の前に立つのよ!」 公共の電波を通して、リスナーに呼びかけたのは中森明菜。2024年12月15日放送のラジオ番組でMCを務めたのだ。 【写真】リラックスした様子で笑顔を寄せ合う中森明菜と香取慎吾 「2022年の再始動以降、ラジオやテレビ番組に肉声を寄せることはあっても、明菜さんが1人で話すだけでした。それが今回、事前収録ではあったものの、ミッツ・マングローブさんと垣花正さんと3人での会話が約4時間にわたって放送されたのです。昭和のラジオを前提とした明菜さんのコメントを懐かしく感じたリスナーも多かったのでは」(スポーツ紙記者、以下同) 番組では、冒頭のように語る明菜に対してミッツが、 「電話は、もう持ち歩くものになったから」 などと、たびたびツッコミ。時代に取り残されたままかと思えば、スマートフォンは所有しているとも明かした。現代のテクノロジーにも適応しているようだが、それに伴うように明菜の歩みも加速している。
2025年4月に音楽フェスへ出演
「11月には香取慎吾さんとのコラボ楽曲がデジタル配信されましたし、7月に行ったファンクラブ限定のイベントは、年末にも追加公演を開催します。その動きが活発になってきたことから、『NHK紅白歌合戦』への出場も期待されています」 “辰”年だけに、大みそかに向けて飛翔を続ける明菜だが、さらに野外音楽フェスへの出演も予定している。 「2025年4月に大分県で開催される『ジゴロック』という、2024年3月に第1回が開催されたばかりの音楽フェスに出演することが発表されました。ディナーショー形式ではないコンサートで、明菜さんが大勢の前で歌うのは、2009年8月の横浜公演以来、実に16年ぶり。フェスは単独公演ではないにせよ、明菜さんが次の段階に進む大切な一歩になるはずです」(音楽ライター、以下同)
来年の干支である“巳”は、脱皮をする蛇の姿から、復活や再生の象徴とされる。 「明菜さんは過去に2度、体調不良による長期の活動休止がありました。症状が悪化して、一時は自宅から出られない“ひきこもり状態”にあったと囁かれたことも。長らく表舞台から遠ざかっていたことから、声が出るのか、年齢を重ねた自分の姿が受け入れられるのか、そうとうな不安があったと思います。それでも待ち続けるファンのため外に出ることを選択し、着実に歩みを進めてきました。完全復活は目前です」 だが、大分県という地方で行われる、できたてホヤホヤのイベントに、なぜ明菜が出演することになったのか。