24歳のバースデーに勝利した中日・松山「周りの方々のおかげ」「両親の日だと思っています」
◇セ・リーグ 中日2―1広島(2024年6月23日 バンテリンD) 中日は5カードぶりとなる勝ち越しを決め、松山晋也投手(24)が好救援でバースデー白星を飾った。 1―1の8回に3番手で救援。先頭・小園をフォークで二ゴロに仕留めると、続く堂林には二塁内野安打を許したが、冷静だった。石原を高め150キロ直球で右飛。菊池に四球を与えたものの、「攻めた結果なので」と切り替えて最後は矢野をフォークで空振り三振。直後の8回1死二塁でカリステが左前へ決勝適時打を放ち、今季2勝目をつかんだ。 この日は24歳の誕生日。マルティネスから記念球を手渡され、「とても嬉しいです。周りの方々のおかげです」と笑顔を見せた。 マウンドでは闘志全開で気迫溢れる姿が印象的な右腕だが、「誕生日は僕の日ではなく、両親の日だと思っています。生んでくれた母、両親がいるから、ですから。今日も試合前にLINEで感謝を伝えました」と振り返った。