アントニオ猪木が前座第1試合で珍記録!【週刊プロレス昔話】
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1989年2月22日、新日本プロレスの両国国技館大会において長州力のラリアットでフォール負けした猪木は、2月25日から始まる「ビッグ・ファイト・シリーズ」開幕戦2日前に突如、「このシリーズは全戦、第1試合に出る」とイチからの出直しを宣言。出場した15興行全てで第1試合に登場した。猪木が前座第1試合に出たのは、日本プロレス時代の1961年7月2日(18歳でデビュー2年目)以来なんと27年半ぶりのことだった。馳浩、鈴木実(みのる)、藤原喜明、ジョージ高野、外国人選手らと闘い、46歳にして前座第1試合15戦全勝という珍記録を残した。
週刊プロレス編集部