U-23アジア杯 日本の準決勝の相手はイラクに パリ五輪の出場権を懸けて30日未明に激突
【カタール(アルワクラ)26日=山下幸志朗】 パリ五輪予選を兼ねて行われるU-23(23歳以下)アジア杯準々決勝で、C組1位のU-23イラク代表が、D組2位の同ベトナム代表に1-0で勝利。勝てば五輪出場が決定する29日(日本時間30日)の準決勝の相手がイラクに決定した。 0-0の後半15分過ぎ、イラクの背番号10のFWニハド(アルタラバ)が相手GKと接触して倒される。主審が映像を確認してPKと判定される。それを背番号7のMFアリ(エアフォース)がゴール右に決めて先制すると、その1点を守り切った。 イラクとは1月のA代表のアジア杯カタール大会1次リーグで対戦。日本は高さを武器にロングボールを多用する戦術に苦戦して1-2で敗れている。この日、決勝点を決めたアリはその試合でも先発。パリ五輪の出場権を懸けた一戦で、3カ月ぶりに顔を合わせることとなった。