町田啓太、“平安F4”のシーンは「同窓会のような感じ」
“F4”が顔を合わせるシーンは、町田にとっても楽しみだったといい、とりわけ思い出深いシーンとして第30回で道長が開いた宴を挙げる。
「序盤に比べて中盤はあまり一緒の場面がなかったのですが、道長主催の平安鍋パーティでは久々に込み入った話ではなくて、日常会話の感じでした。それぞれ歳を重ねていて、道長、公任、斉信は髭を生やしているんですけど、その時話していたのが“同窓会というか、同級生に久々に会うとこういう感じだよね”と。年齢を忘れてしまうと言いますか、青春期で時が止まっている感覚が不思議だねと。要所要所で集まるごとにそういう感覚で居られたのは、序盤でしっかり4人の関係を構築できたからかなと思いますし、心強かったですし、居心地が良かったです。4人で会うシーンはいつも楽しみにしていましたね」
本取材日(10月21日)に公任の最後のシーンのリハーサルを終えたといい、「今ちょっとしみじみしてしまっていて。皆さんとだんだん“ありがとうございました”とお別れのご挨拶をする機会も増えてきていて、あぁ本当に終わるんだなって。公任として最後をしっかりと締めくくれるように、最後の最後まで考え続けながら演じたいと思っています」と残り少ない撮影の日に思いを馳せていた。(編集部・石井百合子)