宍道湖特産のシジミを実際に水揚げするという小学生の体験学習が、18日に出雲市で行われました。 岡本楓賀アナウンサー： 子どもたちが行っているのは、宍道湖の特産品シジミの収穫体験です。 この体験学習は、地元が誇る特産のシジミとその漁の模様を実際に肌で感じてもらおうと、宍道湖が目の前に広がる出雲市の朝陽小学校で2023年から始まったもので、今回は5年生33人が参加しました。 児童たちは、宍道湖漁協の漁師さんの指導を受けながらシジミ漁に挑戦！長さが約8ｍ、重さが35キロもある鋤簾（じょれん）と呼ばれる道具を使って、力いっぱい水底からシジミをかき上げました。そして33人で1時間程かけて約600kgのシジミを水揚げしました。 児童： シジミをかくのが重たくて、びっくりしました。 たくさん獲れてて、あんなにとれて船が沈まないのかなって思いました。 児童たちはこのあと、シジミを大きさごとに選別する様子も見学し、選別したシジミをチェックする工程は実際に体験しました。 またシジミ汁も振舞われるとおかわりをする児童もいて、地元の味を楽しんでいました。 児童： シジミの味が濃いくておいしいです。 朝陽小学校５年１組担任・渡部真須美さん： シジミが簡単に取れるわけではなくて、自分たちの地元で漁師さんたちが一生懸命獲って、それを全国に広めているっていうことは、誇りに思ってくれているのではないかと思います。 学校と漁協では、今後もこうした体験学習を続けていければとしています。