米大統領の次男を再び起訴 2億円脱税、再選戦略に影響
【ワシントン共同】米西部カリフォルニア州の連邦大陪審は7日、バイデン大統領の次男ハンター氏が過去に少なくとも140万ドル(約2億円)の税金を納付しなかったとして、脱税など九つの罪で起訴したと明らかにした。ハンター氏は9月、別の罪で現職大統領の息子で初めて起訴された。来年の大統領選に向けたバイデン氏の再選戦略に影響しそうだ。 起訴状によると、ハンター氏は所得を適切に申告せずに、2016~19年分の税金の支払いを怠り、麻薬や買春、高級ホテル滞在、高級車購入などに使った。当時、中国の投資ファンドやウクライナ企業の役員を務め、巨額の報酬を得ていた。