【関東オークス】良血アンデスビエントが川崎に登場!母は同舞台のエンプレス杯覇者アンデスクイーン
[JpnⅡ関東オークス=2024年6月12日(水曜)3歳牝、川崎競馬場・ダート2100メートル] ◆アンデスビエント(栗東=西園正都厩舎) 父ドレフォン 母アンデスクイーン 母の父タートルボウル 新馬戦(小倉ダート1700メートル)は、1番人気に支持されたが大外枠で終始ロスの多い競馬。それでも見せ場十分の3着と上々の内容だった。続く未勝利戦(阪神ダート1800メートル)で楽に逃げ切り勝ちを収めたが、ノドの手術の影響で半年の休養を余儀なくされた。 復帰戦となった3月の1勝クラス(同)は一気の相手強化と休み明けで厳しい条件も、最後までしぶとく踏ん張って11番人気の低評価を覆す4着に奮闘。次戦の牝馬限定・1勝クラス(同)では、2番手の勝ち馬にかなりのプレッシャーをかけられる形から最終的に2頭のデッドヒートとなりクビ差2着に敗れた。しかし、後続には8馬身差をつけており、当時の勝ち馬テーオールビーは8日京都の牝馬限定・2勝クラスで2着に好走と相手が悪かったことに尽きるだろう。前走の1勝クラス(京都ダート1800メートル)は、翌週の同じ良馬場だった2勝クラスと同タイムの勝利だけに価値は高い。 母アンデスクイーンは牝馬のダートグレード3勝を挙げた活躍馬。2020年には当レースと同舞台のJpnⅡエンプレス杯でラストランを飾った。当地と縁のある血統を受け継ぐ娘が飛躍中のデビュー2年目・田口貫太とともに初重賞制覇を狙う。
東スポ競馬編集部