アルピーヌ、「A110」専用軽合金鍛造ホイール「O.Z ESTREMA FORGIATA ALPINE A110」発売 東京オートサロン2025で展示
アルピーヌ・ジャポンは1月9日、「A110」専用の軽合金鍛造ホイール「O.Z ESTREMA FORGIATA ALPINE A110(オー ゼット エストレーマ フォルジアータ アルピーヌ A110)」を発売した。価格はフロント用の18インチ×7.5Jが1本17万7100円、リア用の18インチ×8.5Jが1本18万2600円。カラーはダークグラファイトのみ。 【画像】WECハイパーカークラス用のLMDhマシン「アルピーヌA424」 O.Z Racingのホイールは、その技術力の高さからWRCラリー1クラスの全チームが、またWEC(世界耐久選手権)のハイパーカークラスのほとんどのチームが採用しているほか、その卓越した技術をそのまま市販車用ホイールにも活かしているという。 新作ホイール「O.Z ESTREMA FORGIATA ALPINE A110」は、50年以上にわたりあらゆるカテゴリーのレースチームに、卓越した設計開発力と生産加工技術によって、チームが要求する以上の性能を持つホイールを提供しているホイールメーカーO.Z Racingが、WECのハイパーカークラスに参戦するLMDhマシン「アルピーヌA424」に装着されているホイールのデザインコンセプトをベースに、レーシングホイールの開発者が設計開発し、最高品質の軽量アルミ合金鍛造ビレットから、レーシングホイールを製造している4軸、5軸の切削加工機を用いて1つ1つを成形。 その結果、非常に高い強度を持ちながらも、純正の鍛造ホイール比でフロントが-1.1㎏の7.9㎏、リアが-0.9㎏の8.5㎏(※いずれも参考値)と、大幅な軽量化を果たしている。また、強度の高い鍛造ホイールであるにもかかわらず、さらに強度を高めるための技術であるフローフォーミング製法を取り入れているのをはじめ、航空機の生産に使われる表面処理技術の採用、疲労強度や耐腐食割れ性能を向上させる加工も施すなど、レーシングホイール並みのスペックを実現したという。 なお、1月10日~13日に千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2025のアルピーヌブースにて、この「O.Z ESTREMA FORGIATA ALPINE A110」を装着したアルピーヌ A110 R TURINIが展示される。
Car Watch,編集部:塩谷公邦